こんにちは、マーケティング部の大川です。
緊急事態宣言が解除され、さて毎年受診している健康診断の予約を・・・とさっそく予約申し込みをしたのですが、かなり予約が埋まっていました。
空きがあるのは最短で8月お盆(すこし前に急遽お盆時期もオープンすることになったそうな・・・)、その後は9月は29、30日のみということでした。
おそらく5月までの自粛で、施設がストップし、再開後予約が殺到していると思われます。これもコロナ渦の影響ですよね…
コロナ渦の影響といえば、テレビ会議・Web会議利用急増もその中の1つのです。
実際に会わなくてもコミュニケ―ションが取れるので、感染予防にはもってこいですし、自宅などのテレワーク時では、Web会議を利用して簡単に接続できます。
さてさてテレワークで多くの方が利用したWeb会議ですが、実はすべてのコミュニケーションをカバーできるとは限りません。
そこで、Web会議とテレビ会議専用機の違いを比べてみました。
1.Web会議とテレビ会議専用機の違いは「DSP」
Web会議とテレビ会議専用機の一番の違いは利用している処理装置です。
Web会議はパソコンやタブレット端末のCPU(Central Processing Unit)、テレビ会議専用機はDSP(Digital Signal Processor)と呼ばれるデジタル信号処理に特化した処理装置が使われています。
CPUとDSPはどちらも演算装置ですが、CPUは汎用性があり使いやすい半面処理能力はそこそこ(性能に依存)、DSPは大量の複雑な演算を短時間に実行することができます。
つまり音声処理、画像処理、信号の変調/復調といったデータの処理能力に優れたDSPを搭載するテレビ会議専用機は、CPUを搭載したパソコン(Web会議)と比べて音声・映像品質が格段によいのです。
ちなみにテレビ会議専用機でも低コストの専用機は、基盤がPCのCPUを実装している場合があるので、「専用機」という名称と機能やコストだけで選択せずに、映像や音声など処理装置(方法)の確認が必要です。
2.テレビ会議専用機はWeb会議に比べてトラブルが少ない
パソコンはWeb会議の他にもたくさんのソフトウェアが混在しており、他のソフトウェア(とくにセキュリティ関連)の設定などが干渉して接続できない、カメラが映らないといったトラブルが起こることがよくあります。
その点テレビ会議専用機は、会議をするために特化した専用のシステムなので、トラブルが少なく安心です。
3.映像・音声の違い
テレビ会議専用機にはテレビ会議に最適化された周辺機器が付属しています。
専用カメラは画角が広く、多くはパン・チルト・ズーム機能が標準なので、定点から広範囲で参加者を映し出すことができます。
専用マイクは複数名の参加を想定し、さまざまな角度や距離から音声を集音して一定の音量で配信し、不要な音を排除してくれます。
これにより、リアルで臨場感のある会議が可能になります。
Web会議とテレビ会議は同じような機能で一見大差がないように思いますが、性能やシステム構造が大きく違います。
PCやモバイル端末から簡単に接続できるWeb会議ですが、用途に見合ったシステムを選択することが快適なコミュケーションを行う秘訣です。
ビジュアルコミュニケーションにお悩みの方はVTVジャパンにご相談ください。
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マーケテイング部
大川