テレビ会議のVTVジャパン 社員ブログ

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中国のネットワーク事情

こんにちは!マーケティング部の大川です。

さて、2月の頭に弊社でもおつきあいのある某コンピュータ・複合機・IT機器の商社さんのソリューションイベントに参加しました~
毎年2月の行っているこのイベント。たくさんのお客様が来場されています。
今年は特に景気が上向き傾向にあるのを反映してか、展示会場では大変なにぎわいで熱気もすごかったです。

さて、そのイベントではたくさんの講演、セミナーが開催されていたのですが
そのなかのひとつ、中国のネットワーク事情にについてのセミナーがあったので受講してきました。
以前VTVジャパン海外導入支援プログラムについてこのブログで少しお話したかと思いますが、ワタクシ海外導入支援プログラムチームメンバーでもありまして、
海外のネットワーク事情はとても気になる(ていうか知っておかないとおけないですね)ので、このセミナーはとても参考になりました。

ということで、中国ならではのネットワーク事情について少しお話を。
(ご存知の方多いかもしれませんが)


◆グレートファイアウォール(金盾)
中国において実施されている情報化された検閲システムです。
これの実施により、
・中国大陸以外へのインターネット接続速度が遅く不安定
・日中間での政治的問題、イベント発生時には特に検閲が厳しくなる
・海外サイト・SNSGoogleFacebook、Line)が利用できない
Android端末はGooglePlayが利用不可なので、中国独自マーケットまたはAPKd
 ファイル経由でのインストールが必要

な、なるほど。検閲ってのがいかにも中国を感じますね。
中国ではGoogleFacebook、Lineが利用できないのはよく聞きますね。


◆南北問題
中国では、中国電信(ChinaTelecom)と中国聯通(ChinaUnicom)の大手2社が代表的なキャリア。
ただ、やっかいなことにこの2つの回線間での相互接続性の悪さが原因の遅延が発生。これが通称「南北問題」です。

会社によって接続性が悪いってのはやっかいですね。日本ではさほど気にならないですが、もし中国国内で複数拠点をお持ちのお客様はキャリアを統一することが重要とのことです。


◆セキュリティ条例
ログインとログオフ時刻、発信者番号、アカウント、インターネットアドレスもしくはドメイン名、システム保守記録を記録保存する技術的措置をしなくてはならない。という「公安部82令」が中国には存在します。
少なくとも60日間の記録のバックアップを保存する対応可能ソリューション(60日間以上のログ管理)を導入する必要ありとのこと。


これもいかにも中国ですね~
対応するソリューションも加えて検討ですね。


とまぁ、海外のネットワーク事情はそれぞれの国によってまったく違うので色々調べて然るべき対策をとっておかないといけないことを改めて実感。
ネットワークを使って通信するテレビ会議は本当に要注意です。
・・・とここでまたまた宣伝(笑)
海外にテレビ会議導入をご検討の際はネットワーク事情も含めてソリューション提案いたします。
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マーケティング部
大川香織