テレビ会議のVTVジャパン 社員ブログ

テレビ会議関連製品のマルチベンダー VTVジャパンの社員が最新情報とVTV社員の日常をお届けいたします。

【連載】テレビ会議を快適にしよう その5

大阪オフィス社員のカミングアウトから始まった、テレビ会議を快適に行うための打ち合わせ。

原因と対策方法を相談してテレビ会議を実施する際のルールがまとまったので、全社向けに勉強会を行い周知徹底することになりました。

今回で最終回ですが、さて、果たしてテレビ会議は快適になるのか!?
*詳細は、その1  その2  その3  その4 をご参照ください。

 

原因はシステム的要因と人的要因の2つがあることを紹介し、それぞれの原因と対策を行いました。

システム要因と解決方法

メーカー推奨の設定が、弊社環境には不適切だったことを紹介し、以下の設定変更と設定維持をルール化することを周知しました。 *詳細は その3 を参照
 

◆原因

MCUのオートゲインコントロールが過剰に働き、会議室の残響音や空調の音を強調している

・参加端末とMCUの音声プロトコルが統一されておらず、音声帯域の少ないプロトコルで接続されるケースがあった

 

◆上記、解決策:

MCUのオートゲインコントロールをOFF

MCUの音声プロトコルAAC-LCを優先に変更し、参加端末の設定も合わせて変更

 

設定の差について、アンケート時に既に皆で体感済みであったこともあり、こちらについては、すんなり受け入れられたようです。

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端末にも音声プロトコルを優先設定設定画面があり、接続先とあわせると狙ったとおりのプロトコルで接続できます。
(通常は自動設定) 

人的要因は原因を認識して気をくばること

続けて人的要因の例を説明する前に、前回と同じく大阪側から実演をしてもらいました。 *詳細は その4 を参照

「うわ~(小声)」

引きつった顔で大阪Sさんの実演を見る社員の皆さん、心当たりがあるようです。

正直、これを実施していただいたことで説明の大半は終わったようなものでしたが、
NGポイントとして下記の3つを紹介しました。

 

◆NGポイントのまとめ

・会議中に不要な音を立てる

・接続先に声が届きにくい状況を作る

・空調の風音が大きい・音が反響しやすいなど、会議室の環境が悪いまま会議を始める

 

◆上記の対策

・不要な音を立てない

・マイクがきちんと声を拾えるように気を配る

・会議前に空調音や環境を調節する

 

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まとめるとこういうことですね

 

この他、マイクの特性をきちんと理解した上で気を配る必要があるということで、マイクのオートゲインコントロールとビームフォーミングの仕組みを解説しました。

*詳細は その3 を参照

 

最後に代表から重要な一言、

「聞こえない、聞こえづらい時は相手にきちんと伝えることも大切です。
遠慮せずに言える環境を作ることも心がけてください」

コミュニケーションは大切に

「あの勉強会後、テレビ会議が大分快適になりましたよ。やっていただいてよかったです」

しばらく後に大阪のスタッフにそんな言葉をいただきました。

「会議で感じていた阻害感が大分なくなり、発言しようかなという気になります」

「ひどい話だけど、こちらじゃ気がつけなかったかもしれない。

言ってもらってよかったよ」

問題が解決するのは気持ちのいいものです。こちらもほっとしてそう返すと、大阪のKさん、複雑な顔で、

「でも、最初の紙をぺらぺらめくる音については、相変わらずなんです」

「そ、そうだね・・・」

そうなんです、A3をめくる最初に問題になったあの会議だけはめくり方やタイミングを気をつけてみたものの、まだ改善できていないんです。

本当はシーリングマイクを導入するとか、ノートPCを揃えてペーパーレス会議を実施する等の工夫が必要になりますが、社外のコンサルへの協力要請や、機材追加が必要です。

「んじゃ、試しに次回、ペーパーレス会議を試してみようか。ノートPCとiPad

を借りて問題なくできるか試してみようか」

 

これからも、テレビ会議の相手先の身になって考えながら、改定なテレビ会議をめざしたいと思います。

 

 

テレビ会議環境を改善するセミナー

明けましておめでとうございます VTVジャパン・マーケティング部の藤井です
今年もどうぞよろしくお願いいたします

弊社は1月4日から仕事始めでした
今年も毎年恒例の、近所の靖国神社へのお参りに行ってきました
いつもは出店があってにぎやかなのですが、今年は出店はなくちょっと寂しい反面
天気も良かったので参道が荘厳な印象を受けました

せっかくなのでBOSSと獅子舞に頭を噛んでもらいました
この一年が良い年になれます様に・・・

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VTVジャパンでは1月11日(水)・12日(木)・13日(金)の3日間でセミナーを開催します

vtv.co.jp

今回のセミナーは、「AV機器連携・拡張」、「開発製品」、「カスタマーサポート」の3つをご紹介いたします

AV機器連携・拡張のパートでは、テレビ会議システムに標準装備された音声環境では満足できないユーザー様のお悩みを解消するご提案をご紹介します
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開発製品のパートでは、メーカー製品には付いていない、こんな機能があったら便利なのに・・・、というユーザー様へ、実際にVTVジャパンが独自で開発した製品をご紹介します
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最後のカスタマーサポートのパートでは、テレビ会議の運用時に発生するテレビ会議管理者様のさまざまなお悩みを解決する、VTVジャパンだけのサポートサービス「VTV Care」のご紹介をします

テレビ会議を利用するうえで、より使いやすい環境をつくるためのサポートがメインのセミナーです
どちらかというとテレビ会議を導入したい販売店様向けの内容かもしれませんが、もっとテレビ会議の使い勝手をよくしたいユーザー様にもおすすめです

すでにセミナーの席が埋まってきておりますが、同様の内容を個別でご説明することも可能です
ご要望がございましたらどうぞお問い合わせください

vtv.co.jp


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VTVジャパン株式会社
マーケティング部 藤井

VTVジャパンより謹んで初春のお喜びを申し上げます

新年明けましておめでとうございます。

VTVジャパンは2017年は4日より営業をスタートしました。

コールセンター運営のため、通常の企業より短めのお休みかもしれません(汗)

と、そんなことも忘れて社員一同、すでに通常モードで仕事に入っております。

 

今年は管理部のKさんがかわいいお正月リースを用意してくれました。

松の内はこのようなエントランスでお客様をお迎えしています。

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本年もよろしくお願いいたします!

世界モニタラックめぐり!

 こんにちは、マーケティング部の本多です。

先日、過去の資料を整理していたところ、過去に見積もりを取った製品の写真が出てきました。

私は時々、海外導入支援プログラムのお手伝いで、海外のテレビ会議販売パートナーとやり取りをしています。海外導入支援プログラムの場合、テレビ会議システムは各国同じメーカのもので揃えることが望ましいということもあり、どの拠点も同じメーカのテレビ会議システムを導入されます。
一方で、周辺機器は必ずしも同じメーカのものがあるとは限らないため、国によって違ってきます。

海外のパートナーから見積もりを取る際、一緒に周辺機器の見積もりもお願いするのですが、異なる国で同じ銘柄のモニタラックが登場したことは未だありません。

今回は、テレビ会議周辺機器の代表選手であるモニタラックをピックアップして、
海外のモニタラックを少しご紹介しますね。(今回紹介しているものは、見積もりを取った当時のものなので、既に市場にないものもあります。)

こちらは、シンガポール

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日本でも見かけるスタイルのラックですね。
当時は、「取り付ける棚板の素材を木製のものかガラス製のものかを選べる」とのことでしたが、シンガポールのパートナー曰く「皆さん割れることを懸念して、木製のものを選んでいますよ」とのことでした。安全第一と思うと木製の方に軍配が上がるようです。(そして弊社お客様も木製の棚板をお選びになりました。)


こちらはタイです。

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どっしりとした印象ですね。しっかりモニタや機材を守り、支えてくれそうですね。

こちらは、メキシコです。

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こちらもなじみのあるデザインのラックですが、他と比べると棚板同士の間隔に余裕があるようですね。


こちらはフランスのものです。

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支柱が曲線的でおしゃれ!機能性だけでなくデザイン性もしっかり!なところはさすがフランス、といったところでしょうか。

 

製品デザイン…、日本も負けていません!
代表的なのが、こちら!SDS社のモニタワーシリーズ。

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赤がアクセントになっていますね!


・・・と、移動用のキャスターや、テレビ会議用カメラを取り付ける台がついているという点は同じですが、国によってちょっとずつ雰囲気が違いますね。(もちろんデザインによる部分もあると思いますが・・・)

これは本当に余談ですが、モニタラックのことを英語ではmonitor cart / monitor trolleyなどと呼ぶようです。以前に、日本語と同じ調子で「monitor rack」という言葉を使ってみたところ、イギリスのパートナーに「英語圏では、monitor cart/trolleyと呼ぶんですよ」とおしえてもらいました。(日々勉強ですね・・・)

 

モニタラックなど、周辺機器の情報につきましては、VTVジャパンのホームページをご参照ください。 

www.vtv.co.jp

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もう何日かで新しい年を迎えますね。

VTVジャパンでも年賀状を作成しました!毎年恒例の社内デザインコンペで決めています。
先日、全社会議の際に5つの候補から挙手投票で選びました。(こういう時、テレビ会議はすぐに結果が出せて便利ですね♪)

お客様、パートナーの皆様、今年のデザインを楽しみにしていてくださいね。


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マーケティング
本多

Avaya SCOPIA Streaming&Recording

こんにちは!マーケティング部の大川です。
Avaya製品ページに遅ればせながら「Avaya SCOPIA Streaming&Recording(ASSR)」を掲載しました~

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今回はこのASSRについて少しお話をば・・・
Avayaでは、これまでは多地点接続サーバ(MCU)のEliteシリーズにストリーミング・録画・再生機能を持たせていましたが、このストリーミング・録画・再生機能を単独のサーバであるASSRサーバを独立させた構成になりました。
(ASSRはSCOPIA Elite MCU、SCOPIA Management、SCOPIA Desktop Severの三位一体ならぬ、四位一体で、この4つのサーバをそろえる必要あります^^;)

さてさて、このAvaya SCOPIA Streaming&Recording。通称ASSR。
名前そのままですが、ストリーミング・録画・再生を行うためのサーバでございます。
会議を録画するの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、意外と録画機能は便利な機能です。
たとえば会議にどうしても参加できない社員は後日内容を見て情報共有することができますし、議事録的な用途としても使えます。
利用端末も、PC、タブレットスマートフォンAvayaテレビ会議端末と幅広いデバイスに対応し、気軽に録画やストリーミング、再生が可能です。
また社内社外問わずアクセスできるので、社外の人もストリーミング・録画・再生ができたりします。

長々となりますので、このくらいに、詳しくはWebでどうぞ・・・

www.vcsolution.jp

明日は冬至。1年で一番日中の時間が短くなるんですね。
かぼちゃ食べてゆず湯に入ってほっこり~年末のバタバタを乗り切りたいですね。
ところで年末の12月27日は、ご近所にある御寮神社で餅まきがあるそうな。
(お知らせの看板がええ感じで目に留まりました)
なんだか楽しそうなので、ちょこっと覗いてこようかと思います。

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マーケティング
大川 香織

テレビ会議の導入効果は?

こんにちは、マーケティング部の北垣です。

テレビ会議の導入効果」と聞いて何を思い浮かべますか?

 

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昨日、テレビ会議デモにいらしたお客様は、
時間を削減できることにある」とおっしゃっていました。

国内数箇所に支店をお持ちの同社様では、現コミュニケーションツールに
不満があるため、リプレースを検討されています。
社長をはじめ、役員、本社・支店の管理者様、利用ユーザの立場の方も来社いただき、
デモをご体感いただきました。
現システムは音声遅延や途切れたりすることもあり、会議が成立しないことが
多いとのことでした。
イムリーにやり取りが難しいため会議進行に支障をきたし、
結局参加者が本社に集合することもあるそうです。

弊社が提案するソリューションをご体感後、
「うん、十分にやりとりできる。これなら支店の参加者は移動する必要がないだろう」
というお言葉を社長からいただきました。
また、その後に発言されたのが導入効果についての最初の言葉です。
「本社への移動するための交通費・出張費の削減はもちろんだが
 参加者が会議参加のための移動する必要がなくなるのが一番。時間は大事」

 

日頃、テレビ会議システムの導入効果を販促物やWebサイトで発信していますが、
あらためてお客様からの伺うことでハッとさせられました。
経費削減や業務効率などよく耳にすると思いますが、
お金で買うこともできず、巻き戻すこともできず、限れた「時間」を
有効活用するためのツールのひとつであるということ再認識しました。

 

1月に開催するセミナーを開催します。ぜひご参加ください!

www.vtv.co.jp

 
12月後半。私が書く今年最後のブログです。
毎回つたない文章で恐縮ですが、来年もよろしくお願いします。

 

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マーケティング
北垣 美喜子

Polycom RealPresence Debut

こんにちは、VTVジャパンのマーケティング部の藤井です
先日VTVサイトの製品紹介ページに遅ればせながらPolycomのDebutを載せました

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vtv.co.jp

Debutは、コーデック本体にカメラとマイクが内蔵されたモデルで、薄型のモニターの上に乗せられる省スペースタイプのテレビ会議システムです
以前弊社の営業企画の小山がブログでもご紹介していましたが、スマートでかっこいい!らしいです ↓↓↓

vtvosaka.hateblo.jp


コッソリ価格フォルダ(他部署)を覗いてみると・・・


「おおーっ、超安い!」

と、テレビ会議システム、と言うと高いイメージが刷り込まれている私にとって、本当にちょっとびっくりしたくらい安かったです
最近安価なテレビ会議システムが増えましたよね

カメラは内蔵ながら、パン(±20°)チルト(+10°/-20°)ズーム(デジタル4倍)に対応しており、マイクも必要があればテーブルの上に置くタイプのマイク(別売)も利用が可能です

映像クオリティはフルHD1080pに対応し、フレームレートも30fps!
通信環境が不安定でもパケットロスが少ないH.264 SVCや、通信帯域が少なくても高品質なH.264 High Profileなどのプロトコルも搭載していて、随分とデキル子のようです

通常テレビ会議システムは会議室に固定、が多いと思いますが、Debutはサイズもコンパクトで接続も簡単なので、使いたい場所に持ち込んで利用することもできそうです

弊社のデモルームに常設はしていないので、もしデモをご覧になりたい!というかたは、前もってご連絡いただければご用意できます(他の製品との比較もできます!)
Debutにご興味がございましたら、お気軽にデモへお申し込みしてくださいね

vtv.co.jp

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今月も半ばとなりましたね
今年のVTVジャパンは12月28日まで営業しております
29日は毎年恒例の社内大掃除です
来年もどうぞよろしくお願いいたします


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VTVジャパン株式会社
マーケティング部 藤井